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金融資産のはなし

金融資産 (預貯金・株など) の真ん中は約385万円。 ただ、 4世帯に1世帯は金融資産を持っていない。

金融資産の分布。 ゼロ付近に大きな山があり、 右へ長く伸びる。

一方で1,000万円以上を持つ世帯は約3分の1、 2,000万円以上も約2割ある。 3,000万円以上が約13%、 1億円以上も約2%。 下は4分の1がゼロ、 上は億まで伸びる、 開きの大きい分布になっている。

4等分すると、 下から4分の1の境目は0円、 真ん中が約385万円、 上から4分の1の境目は約1,400万円。 「真ん中半分」と言える範囲だけでも、 0円から1,400万円まで広がる。 500万円以下までで全体の半分強、 上位5%の境目は約5,800万円になる。

開き方は年収より大きい。 上位1割の境目を真ん中と比べると、 年収は約2.5倍 (真ん中約300万円に対して約750万円) なのに対し、 金融資産は9倍を超える (約385万円に対して約3,600万円)。 毎年の収入差と運用の差が積み上がるぶん、 資産は収入より大きく開く。

「平均でみた貯蓄額」として報じられる数字は、 これよりだいぶ高いことが多い。 上位の大きな資産が平均を引き上げるためで、 実感に近いのは真ん中の約385万円の方になる。

この調査は二人以上世帯が対象で、 世帯単位の数字 (単身世帯は含まない)。 共働きなら2人分の合算になる。 金額を答えなかった世帯は除いて集計されている。

数字は家計の金融行動に関する世論調査による。