世帯年収の真ん中は約440万円。 個人の年収の真ん中 (約300万円) より高いのは、 共働きの収入や年金など、 世帯で得るお金を合算した数字だから。 4分の1の世帯は約240万円以下で、 上から4分の1の境目は約740万円になる。
「世帯年収1,000万円」は上位12%の水準にあたる。 1,500万円を超える世帯は約3%、 2,000万円超は約1%。 上位1割の境目は約1,090万円で、 個人年収の上位1割 (約750万円) より340万円ほど高い。
下側をみると、 200万円以下の世帯が約2割、 300万円以下で約3分の1になる。 ここには年金だけで暮らす世帯や単身の世帯も含まれていて、 働き盛りの世帯だけを並べた分布ではない。
個人の年収と世帯の年収は混ざって語られやすいが、 位置はまったく違う。 同じ「600万円」でも、 個人の年収なら上位17%、 世帯の年収なら上位35%になる。 どちらの話をしているかで、 同じ数字の意味が変わる。
この調査の平均は約550万円で、 真ん中より100万円ほど高い。 少数の高収入世帯が平均を引き上げる構図は、 個人の年収と同じになる。
数字は国民生活基礎調査の所得金額階級別の分布による。 所得は給与のほか年金・事業収入なども含む、 税や社会保険料を引く前の金額。
数字は国民生活基礎調査による。