純資産は、 持っている資産 (預貯金・株・持ち家など) から借金を引いた残り。 世帯でみた真ん中は約1,470万円になる。 金融資産の真ん中 (約385万円) よりだいぶ大きいのは、 持ち家の評価額が資産に入るため。
いっぽうで、 13%の世帯は純資産がゼロ以下。 資産より借金の方が多い状態で、 住宅ローンを組んだ直後の世帯がその典型になる。 純資産のマイナスは、 それだけでは家計の危うさを意味しない。
4等分すると、 下から4分の1の境目は約240万円、 上から4分の1は約3,900万円。 5,000万円を超える世帯が約17%、 1億円以上も約5%ある。 下は債務超過から上は億まで、 開きは年収よりはるかに大きい。
よく話題になる「2,000万円」という水準は、 純資産でみると真ん中より上、 全体の42%が届いている位置にあたる。 貯金だけで考えると遠い数字でも、 持ち家込みの純資産では半分近くの世帯が超えている。
数字は2019年の全国家計構造調査による世帯単位の集計。 持ち家は評価額での計上のため、 売って現金にできる金額とはずれがありうる。
数字は全国家計構造調査 (2019)による。